暑くなってくると、なんとなく味がわかりにくくありませんか?
食欲も失せがちなのに、味覚まで奪われると食事時間が辛くなってしまいます。
お店もメーカーも夏に合わせて工夫していますが、夏の味覚が落ちる原因を知って対策を練りましょう。
夏場に味がわからなくなる原因2つ
1.汗によるミネラル不足
味覚が鈍くなる原因の一つは、汗。
夏は暑く、体温調整のために汗をかきますよね。
その汗の中には、微量のミネラルが含まれています。
塵も積もれば山となるで、たくさんの汗をかいていつのまにかミネラル不足なっているなんてこともあります。
2.亜鉛不足
ミネラルの一つ亜鉛は、粘膜や皮膚、髪の毛のターンオーバー(生まれ変わり)や糖の代謝、アルコール分解などに関係しています。
味を感じるセンサー味蕾(舌のブツブツにあるもの)のターンオーバーは約10日と早いため変化を感じやすいからです。
皮膚のターンオーバーが約28日なので、味蕾のターンオーバーの速さがわかります。
亜鉛不足によって約10日で生まれ変わるはずの味蕾がそうならずに、味がしない。。。
味がしないと思ったら、身体の異常サインと思った方がよさそうです。
冷たいものは酸味のあるもので
暑いと冷たいものを摂取しがちです。
ミネラル不足でなくとも、冷たいものの味もわかりにくいですよね。
例えば、市販のジュース類には大量の砂糖が入っています。
人の味覚は、冷たいものに対し苦味を感じにくくなっています。
しかし酸味は温度に関係なく感じることができる味覚です。
暑いときには、サッパリと酸味の効いたものが美味しく頂けます。