初めてのコーヒーや貰ったコーヒーを淹れてみると美味しくない…ってこと、あります。
コーヒーは嗜好品。
言葉の説明を受けても、実際口にしないと自分好みかどうかわかりません。
そんな時、勿体ないけど…と捨てる前のご提案を考えてみました。
もしかすると、飲めるかもしれません。
【レベル1】お湯を加え、好みの濃さにする
「苦っ」と感じたそのコーヒー。
お湯をを足してみると、意外と美味しいかもしれません。
薄くすることで美味しさが引き立つ味もあります。
コーヒー豆とお湯の割合は.1:16が基本としてオススメですが、味の好みはそれぞれです。
薄くして飲んでみると自分好みの味になった!ということがあります。
ドリップの時のコーヒー豆とお湯の割合についてはこちらで詳しく説明しています。
【レベル1】ミルクを加えて副次的効果を得る
ミルクや砂糖を入れると、味がまろやかになります。
味が変わるだけでなく副次的な効果もあります。
一つは、胃の粘膜が保護され胃への刺激が和らぎます。
二つ目は、細胞実験での結果ですが、抗炎症効果がブラックで飲むよりアップするという研究結果が出ています。
抗炎症効果は、コーヒーの持つクロロゲン酸というポリフェノールの働きです。
このクロロゲン酸はこんな効能があります。
【レベル2】ドリップで味を変える
挽き目、お湯の温度、ドリップをする際のスピードでコーヒーの味が変わります。
ドリップする人が変わると味が変わると言われる所以です。
酸味が強いなと感じたら、苦味が引き立つようにドリップしてみます。
挽き目を細かくし、熱めのお温でゆっくり淹れると苦味が引き出されます。
反対に苦味が強いと感じたら、酸味を引き出させます。
挽き目を粗くし、ぬるめのお湯でサッと淹れると酸味が引き立ちます。
【レベル3】ブレンドをする
反対の風味を持つコーヒー豆を少し加えることで、味が変わります。
酸味が強いと感じたら、苦味のあるコーヒー豆を加えます。
例えば、深煎豆、マンデリンといったコーヒー豆です。
反対に、苦味が強いと感じたなら、酸味のあるコーヒー豆を加えます。
例えば、浅煎豆、モカ、ケニア、タンザニアといったコーヒー豆です。
その量は、1割程度から挑戦してみてください。
そして、種類は多くても4種。
味わいの違う反対のもの2種を掛け合わせることがポイントです。
まとめ
せっかく手にしたコーヒーを飲んでみたら、美味しくない…
こんな残念なことに対して、捨てずに飲む方法を考えてみました。
レベル1からレベル3まであります。
レベル1から初めてみてください。
意外や意外、自分好みのブレンドと出会うきっかけになるかもしれませんよ。