六根清浄、六根清浄。(ろっこんしょうじょう×2)
先日、わたくしは修験道体験をしてきました。
鳥取県にある神と仏の宿る山「三徳山」にある三佛寺奥院投入堂 (さんぶつじおくのいんなげいれどう)に行ってきました。
写真が「投入堂」です。絶壁に建立されている国宝。
うわっスゴイと思われた方も多いかもしれません。
しかし、スゴイのは投入堂そのものでなく道中なのです。
落ち葉と泥に足を滑らせないように慎重に歩むのはもちろん、木の根や岩を足場にお尻を持ち上げ、岩肌を這い時に鎖を手に身体を岩に押し上げ、寺院の床下をくぐり、狭い道をバランスを保ちながら歩く。
すれ違う人たちと道を譲り合い、先を譲り合い、声を掛け合い、励まし合います。
汗だく。
泥だらけ。
どれほど厳しい道のりかといいますと、まず入り口で靴チェック、二人以上でないと入山不可。
入山時刻と下山時刻の記入、軍手必須、タスキをかけます。
修験なので、杖やスパイク(仏様に杖を突くなんて!!)は禁止。
キケンを感じますよね?
投入堂に着くまでも寺院がありますし、
鐘を突くこともできます。
国宝の投入堂に到着した時に感動もします。
でも、行ってよかったと思うのは、ヤバいっ!と思いながら足をすすめる修験道体験だと思います。
アスレチックよりも生々しく、荒々しい。
六根とは「眼・耳・鼻・舌・身・意」の意ですが、なんだろうこの振り切ったような清々しく一掃された感じ。
六根清浄。
魂が沈まり浄化されるってこうゆうことなんじゃないかしら。
六根清浄の後は、六感治癒(観、聴、香、味、触、心)で三朝温泉にレッツゴーらしいですが、6月いっぱいまで他県利用者不可でいけませんでした。。。
とほほ。ちゃんと下調べすればよかった。
六根清浄、六根清浄。
「どんな道やねん」とご興味を持たれた方、偶然にもイッテQのクルーと会いましたので7月くらいに放送されると思います。見てみてください。
→2020.07.12 19:58~日テレ系「いとうあさこのミステリーツアーin鳥取県・島根県」で放送されます。
(2020.07.06追記)