「アーシー」と聞いても想像しにくいですよね。
アーシーの味を知るには、「マンデリン・トバコ」を飲んでみてください。
目次
マンデリンとは
最大の特徴、精製方法
マンデリンは、インドネシア原産のコーヒーの銘柄です。
マンデリンの最大の特徴は、精製方法。
店で見る茶色のコーヒー豆は、コーヒーチェリーのいう実から生豆を取り出し焙煎したものです。
コーヒーチェリーからコーヒー豆(生豆)にすることを「精製」といいます。
精製方法には、大きく分けて「ナチュラル」「ウォッシュト」「スマトラ式」の3種類あります。
詳しく精製方法について知りたい方はこちらをどうぞ
スマトラ式が、他の精製方法と違うのは「2度乾燥させる」こと。
1度予備乾燥させた後に脱穀(パーチメント(コーヒーの種を包む茶色の薄皮)を取り除く)し、それから完全乾燥させます。
乾燥期間を2度に分けることで、乾燥にかかる時間を短くしています。
簡単に表現すると、雨が心配だからチャッと乾燥させてまたチャッと乾燥させる。
短い時間で回数を多くして完全乾燥させているんですね。
スマトラ式は、雨が多い地方でなるべく乾燥にかける時間を短くした方法なのです。
スマトラ式で精製された生豆は、深い緑色をしています。
余談ですが、生豆の状態で銘柄を当てるのは難しいですがマンデリンはすぐにわかります。
マンデリンの味の特徴
マンデリンの特徴は「苦味」と「香り」です。
特に香りは、マンデリンならではの特徴があります。
言葉にすればハーブのようなスパイシーな感じ。
焙煎から4日も経てばそこに甘い香りも加わり、シナモンのようなビターチョコのような香りがしてきます。
このスパイシーな香りをアーシー(earthy)と表現します。
earthyというと、土ぽさを感じますが上質なマンデリンは土よりもハーブのような味わいです。
オススメの焙煎度
マンデリンは深煎りが美味しいコーヒー豆です。
ハーブのようなスパイシーさと深煎りの苦味が加わることで、アーシーがより楽しめます。
LIBRA COFFEE SHOPのマンデリン・トバコ
マンデリン・トバコとは
マンデリン・トバコは、インドネシアのリントン地区にあるトバ湖周辺でとれたコーヒーです。
「トバコ」と名前がつけられるのは、トバ湖周辺の厳選されたコーヒー豆だけです。
トバ湖周辺は、活発な火山地域で肥沃な土壌です。
このコーヒーの栽培に最適な条件と味の良さの特徴は、グァテマラ・アンティグアと同じですね。
アンティグアを知りたいかたはこちらをどうぞ
原産国 | インドネシア |
地域/農園 | リントン地区 トバ湖 |
標高 | 1,400~1600m |
品種 | ティピカ他 |
精製方法 | スマトラ式 SW |
「トバコ」をオススメする人はこんな方です
「マンデリンってどんな味なんだろう?」
「アーシーってどんな味わいなんだろう?」
「苦味があって、でも苦いだけじゃなく旨味もあるコーヒーが飲みたい!!」
そんな方にオススメなのが、この「マンデリン・トバコ」です。
スパイシーな香りと深煎り焙煎による苦味が織りなすアーシーな味わいを、是非上質なマンデリンであるこのトバコから知って欲しいです。
苦いだけじゃない、旨味とコクがあるおいしい苦味を堪能してください。
マンデリン・トバコには、ミルクにもバッチリ合います。
生クリームをいれるとちょっと酸味も加わって、マイルドに飲めます。
マンデリン・トバコは期間限定で販売しています。
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