目次
コーヒー1杯の量
喫茶店、コンビニ、ファストフード、マグカップ…
確かに同じコーヒー1杯でも、同じ量とはいえなさそうですよね。
お家で淹れる時に目安にしやすいのは、コンビニの100円コーヒーじゃないでしょうか。
大手コンビニ三社のコーヒーの分量の平均値は以下の通りです。
●ホットコーヒー 約155ml
●アイスコーヒー 約180ml
ちなみに、喫茶店などでよく見るカリタのコーヒーサーバーで1人前は約120㎖です。
必要なコーヒー豆の量
コーヒー1杯に必要なコーヒー豆の量
出来上がりをコンビニサイズ160mlとすると、必要なコーヒー豆の量は10gです。
メジャースプーン1杯10g?
苦にならずまた正確な数値が知りたい方は、量ることをオススメします。
面倒であれば、コーヒーのメジャースプーンでも全然大丈夫。
量ることが面倒になって淹れることをやめてしまうと、どんどんコーヒーが古くなってしまいます。
そうすると、せっかくの美味しいコーヒー豆も酸化してマズくなってしまいます。
面倒だから飲むことを止めるのであれば、面倒なことを止めて新鮮なうちに飲みきることをオススメします。
コーヒー豆が酸化していませんか?正しい保存方法はこちらをどうぞ
ただし、メジャースプーン1杯が絶対10gかというとそうでもありません。
理由は、コーヒーの焙煎度によって体積が変わるからです。
深煎りになればなるほど、体積が大きくなります。
体積が大きいということは、見た目が大きくなるということです。
ですから、同じスプーン1杯でも浅煎りと深煎りではグラム数が変わります。
同じ10gにするためには、深煎り豆は浅煎りよりも見ため多めにとる必要があります。
詳しくはこちらをご覧ください。
目安|コーヒー豆と出来上がり量の比率
何g使ったから美味しいコーヒーが出来上がるということはありません。
なぜなら、「美味しいコーヒー=自分が好きな味」だからです。
「自分が好きな味」を知るために目安があると便利ですよね。
その目安が以下になります。
【ホットコーヒー】
コーヒー豆:出来上がり量=1:16
【アイスコーヒー】
コーヒー豆:出来上がり量=1:7 (氷・ミルクあり)
コーヒー豆:出来上がり量=1:10(氷・ミルクなし)
その通りです
【ホットコーヒー】
コーヒー豆:出来上がり量=1:16→10g:160ml
【アイスコーヒー】
コーヒー豆:出来上がり量=1:7 (氷・ミルク有)→25g:180ml
コーヒー豆:出来上がり量=1:10(氷・ミルク無)→18g:180ml
10gあるいはメジャースプーン1杯で淹れたコーヒーが、どんな味わいかを知ってください。
それを参考に次回淹れる時に、濃いと感じた方は少なく、薄いと感じた方は次は多めにコーヒー豆の量を調節して「美味しいコーヒー」を知りましょう。
コーヒー豆の使用量を少なく、美味しく淹れるコツ
サーバーにはmlのメモリがついているので、出来上がり量を基準にコーヒー豆を算出する方がラクです。
上の比率に倣って
150㎖×2人÷16=18.75g→19g
150㎖×3人÷16=28.125g→28g
150㎖×4人÷16=37.5g…
でも、こんなに多くコーヒー豆を使わなくても美味しく淹れられますよ。
例えば、出来上がり量を600㎖とすると計算上は37.5gですが30gでも美味しく出来上がります。
1杯のコーヒーを淹れるより、3杯4杯の方が淹れている時間が長くなりますよね?
淹れている時間が長いと、コーヒー粉がお湯と触れている時間が長くなります。
長く触れると、抽出されるコーヒーエキスも濃くなります。
そのため必要なコーヒー豆の量も少なくて済みます。
実際淹れてみるとわかりますが、1杯淹れるより2杯以上の方が淹れやすいです。
その上、使用するコーヒー豆の量も少なくても美味しいコーヒーが出来上がります。
また、コクのあるコーヒー豆や旨味が出るように焙煎しているコーヒー豆だと量が少なくても美味しく出来上がります。
私はいつも600ml淹れてますが使う豆の量は30gです。
コーヒーの味は豆の量では決まらない
コーヒーの美味しさはコーヒー豆の量では決まりません。
コーヒー豆の量で決まるのは、濃さです。
飲む人が濃いのを美味しいと思うか、薄い方が美味しいと思うかで必要なコーヒー豆の量は違ってきます。
同様に、そのコーヒー豆が持つコクの強さやコーヒー豆の挽き目や湯の温度、スピード、時間でも味は変わってきます。
あなたが美味しいと思うコーヒー豆の量を上記の目安を基準にして、是非探してみてください。
ドリップの方法を知りたい方はこちらをどうぞ
まとめ
コンビニコーヒーの量は、ホットで約160mlアイスで約180mlです。
出来上がり量をコンビニサイズにすると、使用するコーヒー豆はホットで約10gアイスで25g(氷ミルク有)18g(氷ミルク無)です。
コーヒーは嗜好品なので、この量で作ったコーヒー=美味しいとは限りません。
この比率は目安になります。
1杯淹れるよりも複数杯分淹れる方が、コーヒーの使用量は少なくなります。
杯数が多いほど淹れるのに掛かる時間が長くなるため、コーヒーの粉がお湯に触れる時間が長くなります。そうすると抽出されるコーヒーエキスも濃くなるからです。
多く淹れる場合の他にも、コクのあるコーヒー豆を使う場合も、使用するコーヒーの量は少なくても美味しく出来上がります。
私の場合ホットは200mlで12.5g、600㎖で30g、アイスの場合400mlを40g33g(このぐらいの量でも旨味が出ることに気づきました!2023.01)淹れています。
濃いなと思われた方はお湯を足して薄めても旨味は変わりません。
旨味は1stドリップで出ているからです。
2024.01.12 加筆修正