アンティグアとはどんな味?どこのコーヒー?
当店ではすっきりブレンドがオススメですが、
スペシャリティコーヒーでは「アンティグア」がオススメです。
スペシャリティの中で、私が一番好きなコーヒーです。
アンティグアは、中南米のグァテマラの都市です。
火山に囲まれた場所にあります。
肥沃な火山灰土壌、豊かな水源からくる適度な水により、コーヒーチェリーがじっくりと熟成されています。
アンティグアは、グァテマラで最初のコーヒー栽培が行なわれた地区です。
原産国 | グァテマラ |
地域/農園 | アンティグア/アゾテア農園 |
標高 | 1,645m |
品種 | ブルボン |
精製方法 | ウォッシュト |
ブルボンって何ですか?
ブルボン種は、コーヒーの三大原種アラビカ種の品種の一つです。
アラビカ種ってどんなの?と思われた方はこちらをどうぞ。
ブルボン種は、コーヒーの原種「ティピカ種」の突然変異したものです。
そしてこの「ティピカ種」と「ブルボン種」はコーヒーの二大品種と言われています。
ブルボン種はコクがあり甘く、その美味しさから多くの人に好まれ飲まれています。
他にはタンザニア産のエーデルワイスもブルボン種です。
グァテマラの格付け単位
コーヒーには生産国によって格付けがされています。
このアンティグアは最高位のSHBです。
SHBはスクリクトハードビーンの略で、コーヒーの栽培地(今回はグァテマラ)の格付けの単位です。
グァテマラの格付けは標高を基準にしていて、標高が高いほどよい豆という評価になっています。
標高が高いほど気温差が激しいため、ゆっくりと熟し良い酸味になるという理由からです。
SHBは格付NO.1(SHB>HB>SHセミハードビーン>EPW(エクストラ プライム ウォッシュド)と続きます。
他の生産国の格付けは?
このコーヒーの格付け方法や数値は、実は栽培国によって様々です。
ブラジルは、コーヒー豆のサイズと味と欠点豆の混入具合で点数が計算され番号付けされます。
(トップはNO.2。No.1はまだ出てないという気持ちの表れですね)
コロンビアは、コーヒー豆のサイズのみ(スプレモ(豆6.75㎜以上)とかお聞きしたことがあるかもしれません)
同じ南米でも国によって個性が出ています。
LIBRA COFFEE SHOPのアンティグア
アンティグアは、グアテマラコーヒーの香ばしさに加え、甘い香りと爽やかな酸味と旨味が特徴です。
この香ばしさと爽やかさを生かすために、当店では浅煎りでご提供しています。
さわやかなのに、しっかりとコクと旨味があり、甘い香りも楽しめる絶品です。
当店では期間限定で販売しています。
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2023.03.24改