「口をさっぱりさせたい」「落ち着かせたい」だけでなく、体のサインかもしれません。
【食後に飲む理由】コーヒーの効能
コーヒーにはたくさんの成分が含まれていて、様々な働きをします。
コーヒーが飲みたくなるのは、体がその働きを求めているからじゃないでしょうか。
コーヒーに含まれる成分は下のような働きをします。
カフェイン→【眠気防止】
カフェイン・クロロゲン酸→【消化促進】【脂肪蓄積を抑える】
20分後に期待!【カフェインで眠気覚まし】
眠くなる時、人の脳では「アデノシン」という物質が働いています。
「アデノシン」は、脳を最も覚醒させる「ヒスタミン」という物質の放出を抑える働きがあります。
アデノシンは覚醒を抑えます。
カフェインはこの「アデノシン」をブロックする働きがあります。
覚醒作用を抑えようとする働きをブロックするのがカフェインです。(二重否定でわかりにくいですが。。。)
カフェインは摂取後15~20分後から血中濃度が高まり覚醒効果が出てきます。
お昼寝前に、コーヒーを飲んで20分程度後に起きるとスッキリとした目覚めになります。
ランチ後にコーヒーを飲んでおけば、午後の仕事や勉強も覚醒した脳で迎えられますね。
カフェインの1日の最大摂取量は400mg/日 200mg/回。コーヒー一杯200mlのカフェインの量は120mgです。
カフェインのポイント
【働き】覚醒を抑える物質アデノシンをブロック
【摂取量】最大200mg/回 最大400mg/日
【効果】摂取後15~20分後に覚醒
カフェインは深煎りよりも浅煎りの方がたくさん含まれています。
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食後30分以内で【ダイエット効果】
コーヒーに含まれる成分のカフェインとクロロゲン酸は、胃酸の分泌を活発にし消化促進してくれます。
また、クロロゲン酸には体脂肪を減少させる効果があります。
クロロゲン酸についてもっと知りたい方はこちらをどうぞ。
コーヒーには、脂肪を燃焼させる褐色脂肪組織の働きを強めるにさせる働きがあります。
【出典 日本経済新聞2019年7月14日】
他にもコーヒーの効能を知りたい方はこちらをどうぞ
食後のコーヒーのススメ
コーヒーには、眠気防止・消化促進・脂肪蓄積の抑制といった効能がある成分が含まれています。
食後コーヒーを飲みたくなるのは、こういった効能を無意識下に体が求めているからかもしれません。
カフェインやクロロゲン酸は、浅煎りコーヒーに多く含まれている成分です。
食後には、浅煎りコーヒーですっきりしましょう。
ただし、貧血気味の方は食後30分以内に摂取すると鉄分の吸収が阻害されるために注意が必要です。
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