これだけあればコーヒーを淹れられる道具をご紹介します。
色々と買い揃えてモチベーションが上がる方もいらっしゃると思いますが、ハードルが上がって淹れることが面倒になることは勿体ないと思います。
プロも最低限の道具しか使用していません。
最低限の道具で「淹れること」に慣れてみましょう!
ハンドドリップに必要な最低限の道具
用意すべきものは5つ
●ドリッパー(上写真の白いもの。粉をいれる所)
陶器製は安定しやすいが熱が移動するので冷めやすいです。
陶器製でもプラスチック製でもお好みでどうぞ。
●サーバー(上写真のガラス製の容器。コーヒーが液体となって落ちる所。)
●ペーパー(ドリッパーに合わせたサイズを選びましょう。)
●メジャースプーン
●ポット(上の写真の茶色もの。)
コーヒー豆(粉)の量
コーヒ粉:出来上がり量=1:16でお試しください。
例えば、1人分200ml取りたい場合、コーヒー粉の量は約12.5g
上の写真のメジャースプーン山盛1杯が12.5g程度です。
ただし、焙煎度によって見た感じが変わります。それは、焙煎度が深くなるにつれ体積が大きくなるからです。
焙煎度と体積の関係が知りたいかたはこちらをどうぞ。
【焙煎度の違い】同じスプーン1杯でも浅煎豆より深煎豆の方が多く見える理由
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ちなみに、コンビニで販売されている小さいサイズの平均は165mlなので、豆の量は10.3gメジャースプーン一杯程度です。
スケーラーで計るのも一つの方法ですが、メジャースプーンで山盛1杯一人前として一度淹れて見ましょう。
まずこれで試してみて、出来上がりが濃いと思えばそのカップにお湯を入れて薄めて飲んでください。
お湯をいれても大丈夫。コーヒーの旨味は変わりません。
出来上がりが薄いか濃いかちょうどいい味かその感想を覚えておいて、次のドリップの時にコーヒーの粉を加減してみてください。
ペーパーについて
ドリッパー内で安定させるため、ペーパーは折って使います。
写真のように、まず底辺を折り(写真上)、縫い目がある側を底辺の折り目とは反対側に向かって折り曲げます(写真左下)。
ペーパーは、ドリッパーに合ったものがベストです。
しかし、違うサイズ。のもの(例カリタのドリッパーが101に対しペーパーは103)でも使えます
ポットについて
ドリップは片手で水の量を調整して淹れていくので、水の重さを意外と感じることになるので1Lくらいのサイズがオススメです。
ドリップの際は、一定の量を同じリズムで注いだ方がムラがでないため美味しく出来上がります。
注ぎ口が細いポットの方が、お湯を細く出しやすく淹れやすいです。
サイズも喫茶店で見かけるような大きなサイズよりも1L程度サイズの方が、重くないのでコントロールができます。
2人分くらいなら1Lあれば十分淹れられます。
スケーラーや温度計は不要?
基本的には不要です。
コーヒーを淹れるために「測る」ことが「楽しい!」と思う方は使われるといいと思います。ちょっと儀式ぽくってカッコイイですよね。
でも、「わざわざ面倒だな」と思われる方は不要です。
楽しんで淹れることが大切です。コーヒーは劣化が早いので、美味しい期間に使い切りましょう!
準備ができましたら、いよいよドリップをしてみましょう!
【ハンドドリップの基本】初心者でも大丈夫!自宅で美味しいコーヒーを淹れるポイントは5つ
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