はい、あります。
大自然の中で飲むコーヒー、、目覚めのコーヒー、仕事の合間に飲むコーヒー。
キャンプの自然の中で大らかな気持ちで飲むコーヒーと、立て込んだ仕事の合間に飲むコーヒーとは違う気持ちじゃないでしょうか。
ぜひ、この記事を参考気分に、場に合ったコーヒー豆を選んでください。
目次
なりたい気分に向けて選ぶ、コーヒー豆の選び方
例1.キャンプのコーヒー(リラックスしたい時)
大自然の清々しい空気の中で飲むコーヒーはリラックスできるものがいいと思います。
リラックスできるのは、酸味系のコーヒー豆です。
浅煎りのコーヒー豆も酸味系ですよ。
キャンプにおすすめコーヒー豆
甘い香りとほろ苦さ、調和のとれたブレンド
浅煎り?深煎り??と思われた方はこちらをどうぞ
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酸味系のコーヒーを美味しく淹れるには
はい、あります。
「粗め・ささっと」が美味しく淹れるコツです。
ペーパードリップはもちろん、直火で直接煮だすパーコレーターやお湯と馴染ませるフレンチプレスは、粗めに挽くことをオススメします。
例2.仕事のコーヒー(覚醒したい時)
マンデリンや深煎りに焙煎されたコーヒー豆がオススメです。
シャキッとテキパキ動きたいときは、苦味のコーヒー豆がオススメです。
※仕事の合間のコーヒーブレイクでリラックスしたい時は、酸味系がオススメです。
苦味系のコーヒーを美味しく淹れるには
苦味系のコーヒー豆は、細かく挽いて熱めのお湯でドリップするとより苦味が増します。
特にマキネッタなどのエスプレッソには、苦味タイプのコーヒー豆を細挽きで淹れましょう。
ドリップの方法が違っても、同じコーヒー豆でも風味がずいぶん変わります。
コーヒーの香りが気分を変える
あります。
実は、コーヒーの香りによって脳に与える刺激が違うんです。
この写真は、全日本コーヒー協会が出しているコーヒーの種類によるα波の比較です。
α波は、脳が安静(リラックス)閉眼時に後頭部に多く出現するものです。
この図は、6種類のコーヒーを5分間隔で嗅いでもらった後のα波を分析したものです。
マンデリン(右列真ん中)とブルーマウンテン(真ん中列一番下)に注目してみてください。
赤茶色の部分がブルーマウンテンの方が断然大きいですよね?
赤茶色の部分は、α波を示しています。
赤茶色(α派)が大きいブルマンの方が、リラックスしていることになります。
反対に赤茶色(α派)小さいマンデリンは、緊張感を増している状態といえます。
実際、人の情報処理能力を示すP300という脳波を計測してみても、マンデリン(ブラジル・ハワイコナ)の方が高い数値が出ています。
まとめ
コーヒーの香りによって、脳に与える刺激が違います。
ポイント
【リラックス】 ブルーマウンテン・グァテマラ・モカマタリ→酸味系
【覚 醒】 マンデリン・ブラジル・ハワイコナ→苦味系
キャンプのように大らかにくつろぐリラックスタイムには、リラックス時に出るα波が出現しやすいコーヒー豆がオススメです。
ブルーマウンテン、モカマタリや浅煎りに焙煎された酸味系のコーヒー豆がオススメです。
酸味系のコーヒー豆には、消化促進・脂肪蓄積の抑制、美肌の素である抗酸化作用といった効能があるクロロゲン酸も多く含まれていますよ。
反対に、脳を覚醒させるには、マンデリンやコナなどの深煎りに焙煎された苦味系のコーヒー豆がオススメです。
こちらは、ランチタイム後や仕事中のコーヒーブレイクでシャキッとしたい時にオススメです。
こういった豆は、細挽き、やや熱めの温度で抽出するとより苦味が増してきます。
2023.11.15改