珈琲の漢字の由来
コーヒーの漢字の由来をご存知でしょうか?
「珈」は、玉飾り「琲」は、玉をつなぐひもを意味し、珈琲の漢字は「かんざし」からきているそうです。
かんざし?
コーヒーを飲んで「かんざし」という発想には至りませんが、写真のようにコーヒーの実がなっているのを見ると納得できます。
確かに、かんざしのように見えますよね。
とてもロマンチック。
夏目漱石が英語の教師だった時分、
「I love you」を「私は君を愛す」と訳した生徒に、
「日本人はそんなことは言わない。月が綺麗ですねとでも訳しておけ」と言った逸話を思い出しました。
直截な表現はわかりやすく、公的な世界ではとても有効ですね。
でも、私的な世界では、こうゆうぼんやりと曖昧な表現があるといいなと個人的には思います。
ぼんやりとした迂曲的表現があると想像力がかきたてられて、現実以上に膨らんで素敵だなぁ思うのです。
でもそこには信頼関係が築けていないと、こうゆうぼんやりとした言葉でのやりとりは難しいですね。
信頼関係。
コーヒーの日から、難しい議題へと飛んでしまいました。
こうゆう時こそ、深煎りのコーヒーを飲んで気難しい顔をしておけばいいのかな?(笑)
2019.10.01初出